2017.01.13-14 U10 コンサドーレ・エスポラーダカップ
2017.01.13-14にかけて札幌ドームで開催されたコンサドーレ・エスポラーダカップに、U10(小学4年生のみ)で参加した様子を掲載します。
まずは公共交通機関で伊達市から札幌ドームを目指します。
JRで伊達紋別駅から札幌駅に至ってからは、引率するコーチから「地下鉄で福住駅へ行くから、みんなで調べて話し合って移動するように」との指示が。
それを受け、まずはみんなで案内を見てあーだこーだと話し合い。札幌駅の地下街で周囲の大人に質問して地下鉄駅まで移動。途中選手らで「2列で歩こう」と声を掛け合い、一般のお客様の邪魔にならないように移動できたのは素晴らしかったです。
地下鉄駅では路線図で運賃を確認して券売機で切符を購入し、自動改札を通って地下鉄ホームへ。券売機や自動改札が初めての選手も多く、その都度あーだこーだと話し合います。
地下鉄のホームではご婦人に話しかけられ「伊達から来たんです」と会話する様子も見受けられました。
福住駅からドームまではスムーズに歩いて移動。引率スタッフが拍子抜けするくらい、すんなりと目的地に到着しました。
開会式ではNSSの白井選手が堂々と選手宣誓。(遠くて写真を撮れませんでした…)
今大会は5人ずつで3チームを編成しエントリー。交代選手がいないので全試合ビッシリと堪能してもらいます。各選手ともトレーニングでの成果を発揮していました。
1日目の試合終了後は引率コーチから「各チームで行動して、地下鉄の『豊水すすきの駅』で降りて東武ホテルに移動するように」と、交通費を渡されたのち札幌ドームでいったん解散。
どうなるか若干心配しましたけども、全チーム問題なく移動完了。やらせれば出来るんですね。
夕食は各チーム引率コーチとホテル付近の飲食店で外食です。餃子の王将の「餃子定食」の餃子の量に面食らいつつも、コーチからの「たくさん食べて回復するのも大切なこと」との指導を受けて頑張って食べる様子が見られます。
翌朝はホテルのブッフェで。とてもオシャレなカフェゾーンで喜びながら、普段の監督から受けてる指導を踏まえて多数の選手が「サッカーのための食事」を意識できていました。
2日目は予選と決勝トーナメントです。
3チーム参加したうちの1チーム(北湘南サッカースクール ホワイト:合田・金・荒・堂端・大西)が見事決勝へと進出し、準優勝の結果を得られました。
・・・が、当の選手らの表情は晴れなく、訊くと「悔しい気持ちの方が強い」とのコメント。今後に繋がる頼もしいメンタルの成長も見られました。
閉会式後、U10全3チーム + NSS所属選手のお母さんらで結成したチーム(※この大会では過去のNSSのユニフォームを着用していますが、2019年現在NSSの活動とは一切関係ありません)+応援に来ていた選手の兄妹らを交えて記念撮影。とてもいい雰囲気の中で大会を終えます。
そして最後もJRで伊達まで戻ります。しかし最後に列車内で騒いでしまいコーチから指導が入ったのは今後の課題です。
まとめとして、1泊2日の大会参加に際し「選手らのコミュニケーションと自立」をテーマとしましたが、帰路で選手らから「もう一人で伊達から札幌ドームに行けるよ」という言葉が出るくらい、とても高い次元で達成できたと感じています。
また1チームが準優勝という結果を出したということも、他の2チームの選手は「嬉しい半面、悔しい気持ちもある」ようで大会後の顔つきが一変した選手も多くなり、トレーニングの雰囲気がガラッと変わっています。今後に繋がる、とてもいい遠征・合宿となりました。
送り出していただきました保護者の皆様、ありがとうございました。