2017 JICA 世界の笑顔のために

北湘南サッカースクールでは2007年からJICA(国際協力機構)の活動「世界の笑顔のために」に参加し、クラブ生等の不要になったユニフォームやボールを提供する活動を行なっています。過去にウガンダ、ザンビア、ソロモン諸島、ブータン、マラウイ、ケニア、パプア・ニューギニア、ベトナム、ホンジュラス、ブルキナファソ、エルサルバドル、エクアドル、フィリピン、ボリビア、ルワンダ、スリランカ、キルギス、タンザニア、パラグアイの計 19 ヶ国もの国に届いています。

そして今年も2017年の活動について、お礼状や写真データが届きました。

 

まず1つ目の提供先は、初回に物品を贈呈したウガンダ!

ウガンダのムバレ県という地域ナブマリハイスクールという学校のナブマリ・デイ・プライマリースクールとナブマリ・ボーディング・プライマリースクールという小学校2校に届いたようです。

いただいたお礼状には
「両校ともに、子どもたちはボールを見ただけで大喜びでした。早く運動したくてうずうずしてい る様子がひしひしと伝わつてきました。残念ながら、学期末テス トにぶつかつたり、雨だつたりし たため、ボールを使って活動している写真を撮ることができませんでした。ただ、先生方も子ども たちも、とてもとても喜んでいたことは伝えさせてください。本当にありがとうございました。」
とありました。

 

次に2つ目の提供先はザンビア。

ザンビアは2017 U-20ワールドカップでドイツを下してベスト8に入るなど活躍している国です。

今回贈呈したボールはChoma Trades Training Instituteという、日本でいう専門学校の位置付けの職業訓練校に寄付されました。

「この度はサッカーボールを寄贈して頂き、まことにありがとうございます。私たちの学校ではサッカーを行える環境はありますが、用具とコートに限りがあり一部の生徒しか運動を行えていない状況でした。また用具も古く、ボールが使えなくなってしまうことも多々あります。そこで今回、サッカーボールを寄贈して頂き、より多くの生徒が安全に運動できる環境を整えることができました。生徒だけでなく先生も、皆でサッカーができることにとても喜んでおります。」

とのお礼状を頂きました。

 

そして3つ目の提供先はついに20カ国目のマダガスカル!!

「まだ助かる」ではなくマダガスカルのFormation Footballという少年サッカークラブ(Ffb Fontaine Antsirabe ※どうやらマダガスカルはフランス語圏のようで、facebookページを見ても内容がほとんど解読できませんでした…)に届いたようです。つい写真の空の蒼さに見とれてしまいます。

「クラブの監督を務めるTianaさんは事故により車椅子を手放せなくなってしまいましたが、ご自身はサッカーに対する情熱を持ち続け、サッカーの指導をしています。質の良いサッカーボールを手にし、さらに真剣な気持ちで練習に励む少年たち。8月の試合に勝ち、首都で行われる決勝戦に出られることにとても喜んでいました。この度は立派なサッカーボールをご提供いただき、サッカーチームに所属する少年たちが練習に励むための力を授けて頂きましたこと。本当にありがとうございました。」
とのお礼状を頂き、JICAボランティアの方のクラウドファンディングページでもご紹介をいただいております

 

北湘南サッカースクールでクラブ創設からJICAの活動に参加して今年で10年が経過しましたが、初年度の提供先となったウガンダに今年また物品が届きました。
加えて現在のクラブ生の保護者の方に、過去に物品を提供しましたマラウイにJICAの活動で赴任されていた方もおられ、たまたまかもしれませんが歴史とご縁を感じます。

当クラブでは不要になったサッカー用具を、世界中の恵まれない子ども達に寄付しております。

つきましては、下記のサッカー用具について、不要になったものがございましたら、トレーニング時にスタッフにお渡しください。ご協力をお願いいたします。

募集するサッカー用具

・サッカーボール5号球 ・サッカーボール4号球
・ユニフォーム 水色・白・青

※サイズが小さくなって不要になったものがあれば寄付してください。