2018.07.21 いきものいんく提携 1-2年生沢登り
2018.07.21に実施した NPO法人いきものいんく との2018年度提携事業の第1弾、小学1-2年生による沢登りの様子です。
2018年度よりNPO法人北湘南スポーツアカデミーは NPO法人いきものいんく との間で事業提携の契約に至り、NSSの小学1年生から中学3年生までの間に各カテゴリーで育成プログラムの提供とコーディネートの協力をいただくこととなりました。
いきものいんくのプログラムは伊達市周辺小学校等では非常に人気で、夏休み等の募集では定員が埋まって抽選になることも多数。希望しても参加できない場合があります。
その中で今回はNSS所属の小学1-2年生だけを対象とした沢登りのプログラムを実施していただきました。これまでNSS小学3-4年生の合宿はご協力くださっていましたが、小学1-2年生はNSS初の試みです。
まずはオリエンテーション。登別のカルルス温泉公共駐車場到着後、いきものいんくスタッフから気をつけるべき動物 「マダニ・スズメバチ・ヒグマ」について説明を受け、スタッフがヒグマ対策で催涙スプレー等を持っているのを見せてくれました。その後ウェットスーツへの着替えに悪戦苦闘して準備完了です。
さて、沢に向かいます。道中でクマ対策として笛や爆竹を鳴らして進みます。初の爆竹に興味津々&かなりビビります。
河原に到着し、初の沢登り。みんな不安な表情で慎重に大小様々な岩を越えていきます。
・・・さて、登っていったところ、、、
途中で流れが穏やかで胸くらいまでの深さがあるところに到着。何人かが次々走って飛び込んでいくのを見て、今まで不安げだった子たちもつられてダイブ!!不安な顔は楽しい表情へと一変します。
その後さらに沢登りは続きます。大きな岩が増えてくるも慣れて余裕が出てきて、何度も川に落ちながら順調に進んでいきます。途中で滝をバックに記念撮影です。
そして昼食ですが、身体にとまる虫を見ていたところ、いきものいんくのスタッフから「それ、ホタルだよ」と教えてもらいビックリ!! 昼食後は河原脇の水たまりでエゾサンショウウオ探しをします。何匹も見つけてみんな大喜びです。
昼食もソコソコにみんなで川遊びを満喫しますが、せっかく楽しくなってきた沢登りはここまで。今度は上がってきた道を帰らなければなりません。しかしスッカリ川遊びに慣れた子供達は、帰りは川の流れに乗って下っていく子も数名です。途中の滝で打たれたりいきものを探したりしながら下っていき、解散場所で今回の沢登りのプログラムを終了します。
いきものいんくのスタッフによると、このプログラムは通常小学3-6年生(高学年はもう少し距離を登るようですが)を対象に実施しているらしく少し心配されていたようですが「予想していたよりもかなり早く降りてこれた。さすがサッカーをしているだけありますね」とお褒めの言葉をいただきました。
終了後に帰りのバスに着くまで、参加した選手から「あ〜ぁ、もう終わりかぁ… 最初は怖いから行くのやめようかなと思ったけど、来てよかったなぁ〜♪」とつぶやいていました。この言葉が今回のプログラムのすべてを物語っていると思います。
とてもいい沢登りプログラムを体験させていただきました。ご協力いただきました いきものいんく の皆さんどうもありがとうございました。