2018.09.01-02 いきものいんく提携 U10合宿

2018.09.01-02に実施した NPO法人いきものいんく との2018年度提携事業の第2弾(第1弾 1-2年生沢登りの様子はこちら)、NSS小学3-4年生恒例の「サッカーを一切しない合宿」の様子です。(昨年の様子はこちらです)

 

集合から、まずはいきものいんくスタッフによるオリエンテーションから始まります。

この合宿にかける4年生の意気込みに推されたか、多少風はあるものの絶好の好天!期待が高まります。

洞爺湖に移動していきもの探しですが、今回はウェットスーツが用意されました。小学1-2年生と同じく着るのに四苦八苦しながらも、仲間に助けを求めたり手伝ったりする姿が見られました。

最後はいきものいんくスタッフによる装着の安全確認後ついに洞爺湖に入ります。

いよいよメインの洞爺湖シュノーケリング体験です。どんどん普段は行けないような沖に行ったりいきものを探したり木登りしたりととにかく目いっぱい楽しみます。

これまでは北海道の9月で水温も低い中を根性!で遊んでいましたが、ウェットスーツ効果でかなり長時間水に入っている様子が見られました。

そして今回はウチダザリガニを捕まえ、人間の勝手な都合で捕殺される外来生物について学習。駆除体験をして洞爺湖を離れます。

 

次に来たのは壮瞥町の大作農園さん。ここでミニトマトの収穫体験&食べ放題です。「普段はトマトが嫌いで食べれないけど、ここのは美味しい!」という子もいたくらい本当に美味!!帯同したNSSスタッフも食べ過ぎてしまいました。

 

宿泊場所となるオロフレほっとピアザに到着後、今回は急遽この合宿で初となるテント宿泊へと変更!テント設営に苦労しながらなんとか終了します。

そして休む間も無く夕食づくりに突入です。

昨年はなかった調理体験なので今回は4年生も初めて!

スタッフ側から「作り方はルーの箱の裏に書いてあるからイチイチ大人に訊かなくてもわかる」「包丁の下に手がなかったら絶対にケガはしない」の2点のみの指示のもと、子供達だけで頑張ってカレーを作ります。

途中「ねぇコーチ!お母さんって毎日こんなに大変なの??!!」という質問も出てきて、早くもこの課題の成果が出ます。そんな中、、、

「タマネギで目が痛い!」→「ゴーグル付ければイイんじゃない?!」と厨房でゴーグルしながら玉ねぎを切ったり、
「鍋が深くて見えない!」→「誰か椅子もってきて!!」とワイワイ楽しみながら調理。

その結果、今回は数年来帯同しているスタッフもビックリするくらいの超美味のカレーが完成!あっという間にコメが無くなり急遽追加で炊く事態が発生しました。

追加でご飯を炊いたり、食べ終えて片付けてる間はゆったりと会話をしたり楽しむ時間が取れました。

NSSの3-4年生は基本的に週5時間しか活動しなく、トレーニング中も次々とメニューが進んでいくため、ゆっくりコミュニケーションを取る時間がありません。毎回この合宿でのこの時間は、とても貴重であり大切にしているところです。

そして夕食後はいきものいんくスタッフの森元さんからの翌日のスポーツ鬼ごっこ、雪合戦のルール研修を終えて各テントに宿泊のため散っていきました。

就寝時に何人かが騒いで指導を受ける場面もありましたが、その後は静かに寝たようです。

朝は選手ら曰く「寒すぎて寝てられなくて目が覚めた」らしく、朝の5時には活動を開始していました。話を聞いたら「寝袋に入ったら暑くて寝られなかったから敷いて寝たら朝寒かった」そうです。

朝食前にテントを撤収するため、恒例の早朝鬼ごっこは出来なかった様子です。

そして朝食です。昨夜の調理で慣れたのかテキパキと動きます。そして朝食後は掃除と片付けです。

掃除が早く終わったので空いた時間はやっぱり鬼ごっこ!そして移動前にコーディネートしてくださったいきものいんくの松沢さんに挨拶し記念撮影です。

次に最後の目的地、壮瞥中学校体育館へと移動します。

移動後はいきものいんく阿部さん指導のもとキネティックトレーニング→ロープジャンプ→スポーツ鬼ごっこと進みます。

スポーツ鬼ごっこは「身体能力が高い選手が揃っていても仲間と連携しないチーム」がなかなか勝てない中「足は速くなくても仲間で協力して戦術的に戦うチーム」が勝ちを重ねるという、帯同したスタッフとしては最高の結果が出てとても面白い展開でした。

そしてこの合宿のクライマックス「雪合戦」体験です。

昨年から見られる「静寂の中の闘い」が繰り広げられます。でも本人たちに訊くと「いやーっ!めっっっっちゃ楽しい!!」とかなり熱い戦いだったようです。

 

そして雪合戦終了後片付けて阿部さんに挨拶し、合宿を終了しました。

今回は好天に恵まれ、またいきものいんく側からの新たな提案等もあって今までとは違って進化した体験をすることができました。ご協力いただいたいきものいんく様、子供達を送り出してくれた保護者の皆様。どうもありがとうございました。